口紅の選び方

本来の唇の色が薄くなってきた…
口紅をつけているのに乾燥する…
唇の色がくすんできた(黒ずみ、褐色)

唇のお悩みって結構あるんです!

メイク用化粧品(ファンデーション・口紅・アイシャドウ・ほほ紅など)が肌を傷める原因は合成界面活性剤とタール色素の複合作用です。

本来、口紅は紅花などの天然色素を脂で溶かしたもので、合成界面活性剤を含まないめずらしい化粧品でした。
しかし、色々な色を作るために色素にタール色素を使うように時代は変わって行き、落ちにくい口紅やより使いやすくするように合成界面活性剤やポリマーを加えていきました。
一方そうなると、
唇の色が薄くなってきた…
口紅をつけているのに乾燥する…
色がくすんできた(黒ずみ、褐色)…
などトラブルも。

口紅の移り変り
Ⅰ天然色素+油剤
Ⅱタール色素+油剤+合成界面活性剤
Ⅲタール色素+油剤+合成界面活性剤+ポリマー

では、
[どんな口紅は避けた方がよいか?]
① タール色素 (色素)
② 合成界面活性剤(色素を均一に伸ばす/折れにくくするため)
③ 合成ポリマー(落ちない様に)※①②が一緒に含まれているものは避けましょう。

次に、
[①~③の成分をどう見分けるか?]
①タール色素… 
これは見分けやすいです。赤202や黄4、青1などの色と数字の組み合わせで表示されています。
補足:タール色素単体では浸透性がなく、その毒性が直接作用しにくいが、合成界面活性剤とセットになった場合に唇内に浸透するおそれがあり、毒性が問題となることもあります。

②合成界面活性剤…
成分表示には合成界面活性剤とは表示されていません。
現在、合成界面活性剤および界面活性を持つ物質は、数千種類あるとされ、年々増え続けています。
すべてが合成界面活性剤ではありませんが、目安として
「PPG」「PEG」がつくもの
「イソステアリン酸ラウレス-2(他の数字あり)」
「トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2(他の数字あり)」
など、ほんの一部ですが参考にしてみてください。

③合成ポリマー…
成分表示には合成ポリマーとは表示されていません。
目安は「水添ポリイソブテン」「ポリエチレン」など「ポリ」が含まれているものです。
ポリマーそのものは、刺激・毒性は低いのですが、使い方によっては、皮膚の環境破壊に繋がることもあります。
詳しくは、「ポリマー使用について」を参考にしてみてください

ポリマー使用について」 

問題なのは、唇というのは薄い粘膜なので異物が入りやすく、ダメージを受けやすい場所に、合成界面活性剤が必要以上に作用し乳化することで水分を奪ったり、バリアを破壊してタール色素が浸透しやすくなってしまう事です。

口紅を少しつけるだけで顔の印象がずいぶん違います。
納得した物を選んでメイクアップを楽しんで下さい!!

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