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SPF・PAは高いほどいい??(紫外線PART3)

4月の雪に驚きましたね。

昨日は真冬! 私といえばどうやら花粉症ではないみたい・・・かな?と思うんですけどこれがはっきりしなくて分からないのですね。今だにぐずついています。
よく桜の花が散るごろまでグシュグシュという話を聞いていたのですが、今日は黄砂がすごいんですね。
草花や生き物の息吹が芽生える頃、自然界の圧倒的な生命力に飲み込まれてしまいそうで、この時期はいつも何かしら体調を崩すことが多い・・・

今回は「UV化粧品」を選ぶ時に表示されている「SPF」と「PA」についてお話しますね。

紫外線は波長の長さによって分けられます。長い順にUV-A、UV-B、UV-Cです。
A紫外線はメラニンを発生させシミやシワをつくる原因になり、B紫外線は強烈な日焼けを起こし赤くなったり火ぶくれを起こします。

波長が長ければそれだけ緩やかに作用するということですね。反対にC紫外線のように短い波長は人体に与える影響も強烈で細胞の遺伝子を傷つけ突然変異を起こし、ガンなどの引き金になります。
別名「殺人光線」とも呼ばれているのですよ。
でも今のところ、このC紫外線は地球の表面を覆うオゾン層によってさえぎられ地表には届かないことになっているのですが、近年、オゾンホールの出現でオーストラリアや欧米では結構このC紫外線の影響を受けているようで、ここのところ皮膚ガンや白内障になる人が急増しているようです。

では、とりあえず化粧品でカバーしなければということになりますが、表示を目安に購入されると思いますが、よくパッケージに「SPF30 PA++」という表示がありますね。
SPFというのはサン・プロテクション・ファクターの意味で・紫外線(UV-B)の防止効果を示す数値のことです。
また、PAは紫外線(UV-A)の防止効果のことで「+」は効果あり、「++」は効果がかなり有り「+++」は非常に効果あり意味で3段階に分かれています。+だけだと抽象的でわかりません。

ではSPFの数値30の意味は?

この数値は業界を取り仕切る日本化粧品工業連合会が測定法基準を2003年6月に施行しました。
メーカーが独自の実験で日焼けする平均値を出したようです。 製品を塗布した皮膚(1cmあたり2mg塗布)と塗布しない皮膚に人工光源からのUVBを照射し平均値を出し、16~24時間後に最初に皮膚が赤みを生じた数値を10名以上の平均値を出しそれが商品表示となっているようです。
(なんだかややこしい・・)
今まで日焼けする時間帯と思っていた方は多かったのではないかしらと思います。
でも、数値が高くなるということはそれだけ紫外線防止剤がたくさん入っているということにもなりますね。

昔、日焼け止め化粧品が出現した時にはSPFの数値が100を超えていたものがゾロゾロでした。数値が高いほど効果的?!と思い飛びついた人も多かったみたいです。でも「肌荒れ」を起こす人も多くいました。
メーカーはこの辺を考慮したのかどうかは定かでありませんが、ある一定以上のSPFは誤差が大きくなる可能性が高いから表示できるSPFに上限を設定しました。というのが最高値を「50」「50+」に決めるに至ったようです。

ですから今ではSPF50以上の商品はほとんど出回っていませんね。

でも、SPF50値が30を超えるといくら高くしてもUV効果は2%ほどしか上がらないと報告されています。
数値を高くするということはそれだけ化学物質をたくさん入れているのですから肌トラブルは当然だと思います。

それに、つけたから“安心”と過信してばかりいられません。日中過ごす条件(海・山へ行く・テニスなどする・単に買い物)によっても紫外線の浴び方も違ってきます。どのようにつけるのか一度チェックしてみることも大切ですね。

※どんな日焼け止めを使ったらよいかはPART2でご覧下さい。
※次回は「UV化粧品」の上手な化粧品の使い方コツをご紹介します。

ではまたのぞいてくださいね。

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